誤クリックすると大ダメージを受けるデスクトップの背景として設定メニューを無効にします。

デスクトップの背景として設定メニューを非表示にする方法は、設定箇所が多くスマートでないため、今回は機能のみ無効にしてクリックしても何も起こらなくします。
デスクトップの背景として設定機能を無効にする
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グループ ポリシーを起動します。
ファイル名を指定して実行 → gpedit.msc
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ユーザーの構成\管理用テンプレート\コントロール パネル\個人用設定
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デスクトップの背景を変更できないようにするを有効にします。
効果
デスクトップの背景として設定メニューをクリックしても何も起こらなくなります。
Windows の設定からテーマや壁紙の変更を行う際は未構成に戻します。
レジストリ設定
レジストリからも設定できます。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\ActiveDesktop]
"NoChangingWallPaper"=dword:00000001
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\ActiveDesktop]
"NoChangingWallPaper"=dword:00000001
グループポリシーとレジストリの比較
ポリシー | NoChangingWallPaper | 壁紙の変更 |
---|---|---|
未構成 | なし | 有効 |
有効 | 1 | 無効 |
無効 | 0 | 有効 |
デスクトップの背景として設定メニューを非表示にするのが難しいわけ
デスクトップの背景として設定の機能
[HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{ff609cc7-d34d-4049-a1aa-2293517ffcc6}]
@="SetBackgroundContextMenu"
@="SetBackgroundContextMenu"
{ff609cc7-d34d-4049-a1aa-2293517ffcc6}をブロックしてもメニューは消えずにクリックするとエラーが返ります。
setdesktopwallpaper がシェルメニューを表示しているため、「デスクトップの背景として設定」メニューを削除するのように、拡張子ごとに対策する必要があります。