2025年3月28日金曜日

デスクトップの背景として設定を無効にする

誤クリックすると大ダメージを受けるデスクトップの背景として設定メニューを無効にします。

デスクトップの背景として設定メニューを非表示にする方法は、設定箇所が多くスマートでないため、今回は機能のみ無効にしてクリックしても何も起こらなくします。

デスクトップの背景として設定機能を無効にする

  1. グループ ポリシーを起動します。

    ファイル名を指定して実行 → gpedit.msc

  2. ユーザーの構成\管理用テンプレート\コントロール パネル\個人用設定

    個人用設定

  3. デスクトップの背景を変更できないようにするを有効にします。

    デスクトップの背景を変更できないようにする

効果

デスクトップの背景として設定メニューをクリックしても何も起こらなくなります。

Windows の設定からテーマや壁紙の変更を行う際は未構成に戻します。

レジストリ設定

レジストリからも設定できます。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\ActiveDesktop]
"NoChangingWallPaper"=dword:00000001

グループポリシーとレジストリの比較

ポリシー NoChangingWallPaper 壁紙の変更
未構成 なし 有効
有効 1 無効
無効 0 有効

デスクトップの背景として設定メニューを非表示にするのが難しいわけ

デスクトップの背景として設定の機能

[HKEY_CLASSES_ROOT\CLSID\{ff609cc7-d34d-4049-a1aa-2293517ffcc6}]
@="SetBackgroundContextMenu"

{ff609cc7-d34d-4049-a1aa-2293517ffcc6}をブロックしてもメニューは消えずにクリックするとエラーが返ります。

指定されたデバイス、パス、またはファイルにアクセスできません。これらの項目にアクセスするための適切なアクセス許可がない可能性があります。

setdesktopwallpaper がシェルメニューを表示しているため、「デスクトップの背景として設定」メニューを削除するのように、拡張子ごとに対策する必要があります。