2024年4月1日月曜日

Windows の設定の項目を選択して非表示にする

Windows の設定の中で変更して欲しくない項目を非表示にします。

例として、カスタム スケーリングの設定を含むディスプレイの詳細設定を非表示にします。

  1. ファイル名を指定して実行 → gpedit.msc

  2. コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → コントロール パネル

  3. 設定ページの表示有効にします。

  4. オプション:設定ページの表示:hide:display-advancedと入力して適用します。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"SettingsPageVisibility"="hide:display-advanced"

効果

hide:display-advancedで非表示になるのは設定のディスプレイの詳細設定です。

ディスプレイの詳細設定に至る経路はいくつかあります。

  • 設定 → システム のディスプレイのメニューが消滅。

  • 設定 → 簡単操作 → ディスプレイ にある詳細設定へのリンクが無効。

    その他のディスプレイでアプリとテキストのサイズを変更する ディスプレイの追加設定

  • デスクトップ → ディスプレイ設定は設定のホーム画面へナビゲートされます。

  • ms-settings:display-advanced コマンドもホームが表示されます。

    ms-settings:display-advanced

カスタム スケーリングの設定のみ非表示にするのは、次の URI が用意されていないので不可です。

解説

設定を非表示にするには hide: に続き Windows 設定の URI スキームを入力します。

ms-settings: URI スキーム リファレンス

複数設定するには、hide:display-advanced;aboutのようにセミコロンでつなぎます。

反対に、その設定のみ表示するには showonly: を使います。

showonly:display

グループポリシーにおけるhide:bluetoothの説明文は間違っています。*修正されました。(2024年3月1日確認)


例: Bluetooth ページ (URI は ms-settings:bluetooth) だけが表示され、その他すべてのページは非表示になるように指定する場合:

例: Bluetooth ページ (URI は ms-settings:bluetooth) だけが非表示になり、その他すべてのページは表示されるよう指定する場合: