SkyDriveで使用可能な人気のアップローダーを簡単ですが比較してみました。
Internet Explorer 9
フォルダーごとアップロードできないので、アップロード中は監視が必要です。
まとめてアップロードできないというのもありますが、フォルダーをひとつひとつ作成しなければならないのも手間です。
Windows Live フォト ギャラリー
写真に限定されますが、それでも便利ならば使ってみようと試してみました。
ルートディレクトリのアルバム専用になります。
前回、SkyDrive の掴み所のない仕様について触れましたが、ここに作成したフォルダーは移動できないのと、複数のファイルを選択できないのが重なり、とりあえずアップロードしておいて、後から移動という使い方は実質的にできません。
WebDAV Client CarotDAV
フォルダーをドラッグ & ドロップでアップロードが可能。
こちらは逆に、ドキュメント フォルダー限定。ファイルの種類に制限はありませんが、種類が写真のフォルダーは表示されません。
コピー&ペーストでフォルダーとファイルの移動も可能でしたが、ルートフォルダーには作成や移動ができなかったのと、リネームがエラーになりました。
これらの制限は、SkyDrive の特殊な仕様によるものだと思いますし、特に困るような事はなかったです。
気になったのは、画像ファイルをアップロードすると、なぜかプレビューできないファイルになります。
SkyDrive Simple Viewer for WebDAV
SkyDrive の WebDAV 用の URI を見つけることができます。
ネットワーク ドライブに割り当ててみると、一部の小さなファイルはアップロードできたものの、ほとんどがエラーになりました。
SkyDrive は公式には WebDAV をサポートしていませんので、これは仕方ないかもしれません。
CarotDAV に同様な機能が副次的に実装されてされています。
Gladinet Cloud Desktop
サービスやタスクを大量にインストールされて、試すことなくアンインストール。
SkyDrive のために、ここまでリソースを消費するのは、ちょっと…。
SDExplorer
フォルダーをドラッグ & ドロップでアップロードが可能。共有フォルダーは表示されませんが、ドキュメントと写真を両方とも対応していますし、画像もプレビューが可能です。
ルートフォルダーへの作成やリネームもでき、ほぼ完璧にブラウジングやアップロードができます。ただし移動やコピーだけはできません。
コンピューターに表示してドライブのように見せかけていますが、Windows上ではネットワーク ドライブではないので、ドライブレターは割り当てられません。
アップロード用ならば、その辺は気にする必要はないですし、個人的にはネットワーク ドライブでないほうが嬉しいです。
SDExplorerは以前インストールして、あまり便利だとは思えず削除してしまいましたが、SkyDrive用のアップローダーを探していたところで思い出しました。
ドライブとしての評価は変わりませんが、SkyDrive と親和性の高いアップローダーと考えると、良いものだと思います。
結論として実際に使えると思えたのは、CarotDAV と SDExplorer です。
ところで、SDExplorer の有料のPro版は100MB以上のファイルをサポートと書いてありますが、いったい、どうゆう仕組みなのでしょうね?