いつも悩む Comodo Dragon ブラウザのポータブルインストール方法の備忘録です。
Comodo Dragon の Portable インストール方法
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以前はダウンロードにも迷いましたが、現在は公式のダウンロードページがあります。
通常は 64 bit を選択。Windows が 32 bit の場合は 32 bit のインストーラをダウンロード。
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インストーラ (dragonsetup.exe) を実行。
止まっているようにも見えますが、%TEMP% にファイルを展開しているので待ちます。
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利用規約に同意。
I Agree
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Dragon インストールする場所 (ディレクトリ)を決めます。
C:\Program Files\Comodo\Dragon
表示されているデフォルトの場所にポータブル版をインストールすると Dragon の起動に管理者権限が必要になります。
Browse…から任意のフォルダーを選択できます。
インストールされる場所は、指定したフォルダー\Comodo\Dragon
Comodo フォルダーは排除できません。
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下段の Portable version にチェック。
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インポートするデータの選択
いったん <Back で前の画面へ戻り、インストール パスの確認を推奨。
- History (履歴)
- Favorites (お気に入り)
- Autofill From Data (オートフィル)
- Password (パスワード)
インポート対象はデフォルト ブラウザ限定です。
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SecureDNS の選択
一番上はシステムの DNS 設定を変更するので Portable 版は選択できない。
Dragon のみ使用する(中)か全く使わない(下)かのどちらかを選択。後から設定でオフにもできます。せっかくなので使用してみてもいいでしょう。ただし、SecureDNS は少し遅い。
DNS (Domain Name System)とは、ドメイン名とIPアドレスを対応関係を管理するシステムのことです。例えば、nonsubject.arinco.org を 172.217.31.179 といった IP アドレスに変換します。SecureDNS は Comodo が運営する DNS サーバーで危険なサイトのブロックなど安全な接続をうたいます。
SecureDNS はもともと Dragon のみの独自機能でしたが、最近は Firefox や Chrome も提供しており特に珍しい機能ではなくなりました。Microsoft Edge は DNS を指定できます。
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これで完了。
Dragon フォルダーを移動したい場合は、普通に切り取って貼り付ければいいです。初回起動の前でも後でも同じです。
Comodo Dragon を管理者権限で起動するには
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dragon.exe を右クリックして、管理者として実行
または、プロパティ → 互換性 タブ → 管理者としてこのプログラムを実行する をチェックします。
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ショートカットやスタートメニューの場合
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プロパティ → ショートカット タブ → 詳細設定
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管理者として実行 をチェックします。
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PortableApps のプラットフォームで利用する
あまりスマートではないですが PortableApps のプラットフォームのメニューに表示することも可能です。
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Dragon フォルダーを PortableApps ディレクトリに配置。
PortableApps\Dragon
ほかのアプリのフォルダーが並んでいるディレクトリです。
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アプリの管理 → アイコンを更新
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その他のカテゴリーにComodo Dragonが表示されます。
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右クリックからインターネットのカテゴリーに移動します。
その他のカテゴリーに残る項目はそのままにするか、右クリックメニューから非表示にもできます。
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完成です。