2015年2月5日木曜日

🍛 Google検索のcomとco.jpを華麗に使い分ける

今、google.comで で検索しようとしても、強制的に google.co.jp にリダイレクトされます。

この国別リダイレクトの仕組みは、2011年末ころから変更されたようなのですが、自分の環境では昨年の終わり頃に発生しました。

なぜ、今まで現象が起こらなかったか不思議なのですが、それは置いておいて、様々な国のGoogle検索を自由に利用する方法です。

2015年5月28日、パラメーターにより Google.com へ行く方法が発見されました。

カレーライス

http://www.google.com/ncrをブラウザのHPに設定してしまいます。

URL を開くと、https://www.google.com/?gws_rd=ssl へリダイレクトされますので、それではなく、そのまま URL を貼り付けます。 これだけです。

http://www.google.com/ncr は、リダイレクトせずに強制的に、google.com を使用できる URL で、以前にも少し紹介しました

後から気がついたのですが、一度表示して Cookies に記憶させると、以後は以前と同じように、.com と .co.jp、その他の国を区別して検索できます。

HP に設定するのは、必ず最初に開くという意味のみです。

あまり、ぴったりした方法ではないのですが、Google 翻訳などはブラウザの言語をベースに表示されるのと比較して、Google 検索は、IP によって分岐するので、何かパラメーターが発見されるとかしないと、Blogger の国別リダイレクト同様に根本的な対処は難しいです。

各ブラウザごとの設定方法

Firefox

オプション → 一般
ホームページを表示する

FirefoxのHPの設定画面

Chromium (Iron や Dragon)

設定 → 起動時
特定の1つのページまたは複数のページを開く ページを設定

複数設定できます。空白ページを設定するには、URLをabout:blankにします。

ChromiumのHPの設定画面

Internet Explorer

設定 → 全般タブ
ホームページ

IEのHPの設定画面

何かのひょうしに、Google.com の日本語版になってしまう場合もありますので、パラメーターに hl=en を付けておくと良いかもしれないです。現在確認したところ日本語版は co.jp での結果と同じになっています。

検索する言語は、com が入り口なので設定不要だと思いますが、必要なら lr=lang_en で設定する事もできます。ただし、その場合の検索結果は「全ての言語」ではないです。

Firefox のアドオンで1つのみ対策できるものがあったので試しましたが強制的に com に行くのみで正しく動作してくれませんでした。検索エンジンプラグインの、no redirect の google 検索もうまくいきませんでした。

Google検索日本は、アルゴリズムはともかく日本語の認識という面では非常に優れていると思っていますが、PC 関係の記事やクラウド関係のニュース、画像などは、どうやっても、ワールドワイドで探す方が有利です。

そもそも、知っているユーザーが .com へ行くので、使い分けているに決まってますので、「ユーザーに最適なコンテンツを…」というのは、やはり建前でしょうね。