Cyberfox の開発は は 2018年6月30日 に終了しました。
最終バージョンの 52.9.1 は sourceforge.net よりダウンロード可能です。
「あんた凄い!」
Web開発用に使っていた Pale Moon(x64) が更新に失敗して動かなくなってしまいました。
どうせなら、ほかのブラウザを使いたい(Firefoxユーザーはドライなのだ)ということで、調べてみたら、たまたま最初にレビューされていた、これを選択することに。
自分の環境のみなのか、意外にも他のレビューでは触れられていませんでしたが、使ってみるとメチャクチャ速い!です。
ページを表示するのも速いのですけど、そこからリンクをクリックしたときが特に高速。
今のブラウザの表示に掛かる時間は、ほとんどネットワークのスピードで、どれでもそんなに変わらないと思っていましたので驚きました。
インストール方法
HP から、CyberfoxWebSetup.exe というウェブインストーラーをダウンロードできるので、これが一番簡単かもしれません。 SourceForge のものしか試していないので、そちらについて書き付けていきます。
事前確認
IntelとAMDのCPUに、それぞれ最適化ビルドが提供されています。 PCのCPUが分からないときは、CPU-Zで調べることができます。
通常は、64bit版でいいのですが、Windowsが32bitの場合は、32bit版しか動きません。
コンピューター アイコンを右クリック → プロパティ → システムの種類 で確認できます。
Windows XPはサポート外です。
インストーラーは大きく分けて3種類
通常のインストール バージョン - 普通はこれです。
Cyberfox-35.0.exe (64bit , CPUは自動判別)32bit版は別ディレクトリにあります。
Cyberfox-x32-Intel-Setup.exe (32bit, Intel)
Cyberfox-x32-Amd-Setup.exe (32bit, Amd)
末尾が.shaとなっているのはハッシュチェック用のファイルなので違います。
ZIPバージョン - ポータブル 解凍して実行するだけです。
Cyberfox-35.0.en-US.linux-x86_64.tar.bz2 (Linux ,64bit)Cyberfox-35.0.en-US.win64-x86_64.intel.7z (64bit, Intel)
Cyberfox-35.0.en-US.win32.intel.7z (32bit, Intel)
Cyberfox-35.0.en-US.win32.amd.7z (32bit, Amd)
Cyberfox-35.0.en-US.win64-x86_64.amd.7z (64bit, Amd)
PortableApps バージョン - PortableAppsのプラットフォーム用
CyberfoxPortable_35.0.0.0_English.Amd.paf.exe (64bit, Amd)CyberfoxPortable_35.0.0.0_English.Intel.paf.exe (64bit, Intel)
CyberfoxPortable_35.0.0.0_English.Intel.86.paf.exe (32bit, Intel)
CyberfoxPortable_35.0.0.0_English.Amd.86.paf.exe (32bit, Amd)
ZIPバージョンとPortableAppsは、共に単体でも動作し相互に利用できますが、PortableAppsを使っているユーザーは専用のが良いでしょう。 理由は不明ですが、PortableAppsのリストには入っていません。また別プロジェクトページになっています。
日本語化
-
Language Packs から ja.xpi をクリック しばらく(約4秒)待っていると下の画面になるので Allow で完了。画面にあるリンクはほとんど広告です。
左上の Cyberfox ボタンの Option → about:config
general.useragent.locale を検索して ja-JP にします。
Option → コンテンツ → 言語設定
-
日本語を選択して一番上に。インストーラーの場合この作業は不要のはずです。
Cyberfoxを再起動すると日本語になっています。 日本語になっていない部分も多いです。
これから使っていくつもりですが、取りあえずざっと気がついたところです。
- Cyberfox独自機能は、オプションの詳細タブFeaturesに多くあります。Firefoxではアドオンがないとできなかったこともできることがあります。
- 詳細、Featuresタブに更新自動チェックの項目があり、デフォルトでオンになっています。
- 詳細の更新タブの検索エンジンの自動更新が有効になっています。
- 詳細の一般タブ自動スペルチェックが有効になっています。オフ推奨。
- プライバシーのGeographical Location(位置情報をサイト側へ送信)が有効になっています。オフ推奨。
- Cyberfox Update Options の Automatically check for updates about Cyberfoxというのは、ヘルプ → Cyberfox について をクリックすると最新版のチェックの為にネットワークに接続する機能です。
- デフォルトのサーチエンジンの場所
インストーラー版とZIP版
Cyberfox\browser\searchpluginsPortableApps版
PortableApps\CyberfoxPortable\App\Cyberfox\browser\searchplugins中を見てみると分かりますが変なパラメーターは付いていません。
初めにPortableApps 版を試したのですが、一目でメインブラウザにすることを決めました。 インストーラー版でもレジストリはほとんど使われません。 気になるのは、派生ブラウザ全般にあるような、更新の遅延や停止と、ソースが改造されているとのことなので、どれくらいのアドオンが使えるのかというところくらいです。
最適化するとこうも違うのかと思いました。 ソースに変更を加えたため Firefox は名乗れないそうですが、差し引いてもメリットが大きそうです。