自分の環境では FLV は64ビット版の Windows Media Player でしか再生できません。
通常、Windows7 では WMP(x64) に関連付けしようとしても、WMP(x86) に関連付けされてしまいます。
デフォルトの Player を 64bit 版に変更することはできるのですが、今度は WMP(x86) でしか再生できないファイルが困ったことになります。
あまりコーデックは入れたくないので、FLV のみ WMP(x64) に関連付けてみました。
1. いったん FLV を WMP に関連付けします。
プログラムから開く → 既定のプログラムの選択
2. HKCR\.flv の (既定)が flv_auto_file になっていると思いますので、HKCR\flv_auto_file に飛びます。
(既定)が com.adobe.flv になっている場合は、HKCR\com.adobe.flv です。
3. (既定)が com.adobe.flv になっている場合は、HKCR\com.adobe.flv です。
HKCR\flv_auto_file\shell\play\command の (既定)を開きます。
"%ProgramFiles(x86)%\Windows Media Player\wmplayer.exe" /Play "%L"
を以下のように書き換えます。
"%ProgramFiles%\Windows Media Player\wmplayer.exe" /Play "%L"
4. HKCR\flv_auto_file\shell\open\command も同様に書き換えます。
(実際には、playのみでも可能)
5. この時点で再生可能になっている場合があるので、FLVをダブルクリックして確認します。
タスクマネージャーで、wmplayer.exe と表示されていれば 64bit 版が、wmplayer.exe *32 なら 32bit 版が動作しています。
6. FLVファイルを右クリックして → プログラムから開く → 既定のプログラムの選択から
C:\Program Files\Windows Media Player\wmplayer.exe
を選択します。
7. FLVをダブルクリックしてWMP(x64)で再生できるか確認します。
WMVなどをダブルクリックしてWMP(x86)が起動するか確認します。
- 感想 -
最初は、6までの手順を踏まないと関連付けできませんでした。
ところが、手順を確認するためバーチャルマシンで、1から順に追っていくと、5の時点でできてしまいました。
Windows 7 では、今までの関連付けが無効になっていたり、システムがキープしている部分もあり難しいです。XPまでの関連付けですら、バージョンごとの仕様がごちゃごちゃしていたのに、さらに複雑になった感じです。
参考にさせていただいたサイトさん
WMP(x64)をデフォルトに設定する方法が簡潔にまとめてあります。
Code:Gates.NET
関連付けについて詳しいです。
碧落 - Windows の関連づけ設定の仕組み