2023年3月16日木曜日

システムファイルの表示設定を変更できないようにする【Windows Mini Tricks】

フォルダー オプションの保護されたオペレーティング システム ファイルを表示しない (推奨)を非表示にして設定を変更できないようにします。

ローカル グループ ポリシー(gpedit.msc)には項目がないので隠し機能のようです。

コンピューター管理者がシステム ファイルに触れられたくない場合などに使います。

システム属性の表示設定は非表示にする前の状態が維持されます。

(Windows10 22h2)

  1. レジストリキーを開きます。

    HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer

  2. 新規 → DWORD

    DWORD

  3. DontShowSuperHidden (DWORD) を作成して、値のデータを 1 にします。

    DontShowSuperHidden

  4. 再起動なしで即非表示になります。

    フォルダーと検索のオプションを変更

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"DontShowSuperHidden"=dword:00000001

HKEY_LOCAL_MACHINE のところ、HKEY_CURRENT_USER に設定しても効果は同じです。お好みで選択してもらって構いませんが、機能の性質から HKLM のが適切です。

💡 レジストリ HKCR、HKCU、HKLM の関係

元に戻すには、DontShowSuperHidden を削除、または値のデータを 0 にします。HKCU にこの値があると優先されてしまうため削除がおすすめ。

💡 システムファイルを表示にする際の警告は無効にできます

Windows の隠し機能