Windows10 の拡大鏡をキーボードショートカットを含めて完全に無効化します。
Windows 拡大鏡を解除
キーボードショートカット WIN+ESC から解除できます。
Windows の設定からも解除できます。
-
Windows の設定 → 簡単操作 → 拡大鏡
-
コントロール パネル\コンピューターの簡単操作\コンピューターの簡単操作センター\コンピューターを見やすくします
拡大鏡を無効にする方法
グループ ポリシーから無効にする方法とレジストリを編集して無効にする方法があります。
グループ ポリシーを使った方法
-
ファイル名を指定して実行 WIN+R
gpedit.msc
-
ユーザーの構成 → 管理用テンプレート → システム
-
指定された Windows アプリケーションを実行しない
-
指定された Windows アプリケーションを実行しないを有効にします。
-
オプションの表示を選択。
-
実行を許可しないアプリケーションの一覧へMagnify.exeを追加します。
入力欄をクリックすると青色で選択されるので、さらにクリックすると入力可能になります。
-
忘れないように OK で完了します。
レジストリを使った方法
-
レジストリキーを作成します。
HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\DisallowRun
-
1 (文字列値) を作成して、値のデータをMagnify.exeにします。
-
Explorer キーへ戻り、DisallowRun (DWORD値) を作成し、値のデータを1にします。
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"DisallowRun"=dword:00000001
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\DisallowRun]
"1"="Magnify.exe"
WIN++or- で拡大鏡が起動されないのを確認してください。
WIN+CTRL+M の設定画面は表示可能です。
解説
グループ ポリシーは無効または未構成で元に戻ります。その際に許可しないアプリケーションの一覧はクリアされます。
レジストリは追加したキーと値を削除すると元に戻ります。
[HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer]
"DisallowRun"=-
[-HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer\DisallowRun]
レジストリに限りExplorerキーのDisallowRunを 0 にしてもブロックは解除されます。
その場合許可しないアプリケーションの一覧は保持されDisallowRunを 1 にするとすぐに再ブロックできます。
リストを維持しておき、必要なときに管理者コマンドで有効にすることもできます。
有効にするバッチファイルの例
reg add HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Policies\Explorer /v DisallowRun /t REG_DWORD /d 1 /f
このポリシーでは、HelpPane.exe など無効にできない実行ファイルもあります。