コマンドラインスイッチを使用するとスプラッシュ スクリーンを表示せずに起動できます。2010 と異なり、Office Professional 2013 プレビューでは明らかに起動が速いです。
Access 2013 | なし |
Excel 2013 | excel /e |
OneNote 2013 | なし |
Outlook 2013 | なし |
PowerPoint 2013 | powerpnt /s |
Publisher 2013 | なし |
Word 2013 | winword /q |
Office 2013 プレビューのスタートメニューは、アドバタイズ ショートカットではなくなり、普通のショートカットになっているのでリンク先を変更できます。
Word 2013
ショートカットのプロパティのリンク先の末尾に /q を追加します。
"C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\office15\winword.exe" /q
PowerPoint 2013
ショートカットのプロパティのリンク先の末尾に /s を追加します。
Excel 2013 も同様にできますが、空のブックが開かれません。この状態からでも Ctrl + N で素早く開けますが、せっかくなのでもう一工夫してみます。
空のブックを開き、テンプレート (xltx) として保存します。
場所はどこでも構いませんが、マイテンプレートがなくなっているため、ここでは他のテンプレートと同じ場所にします。
C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\templates\1041\Book1.xltx
Excel 2013のショートカットのリンク先を以下のようにします。
"excel.exeへのパス" /e /t "Book1.xltxへのパス"
上のリンク先を全て表示すると以下のようになります。
"C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\office15\excel.exe" /e /t "C:\Program Files\Microsoft Office 15\root\templates\1041\Book1.xltx"
/t は「テンプレートとして開く」オプションで保存時に上書きされません。
実は先に保存した Book1.xltx は、どのみち /t スイッチで開くので他の形式でも構いません。一応形式どおりにしました。
ショートカットから起動すると、スプラッシュ スクリーンの表示なしに空のブックが開きます。
オプションの基本設定にこのアプリケーションの起動時にスタート画面を表示するがあります。
これはスタート画面のことで、スプラッシュ スクリーンは表示されます。
過去のバージョンのスイッチです。(未確認のものもあります)
Office 2010
WINWORD /q
EXCEL /e
POWERPNT /s
Visio /nologo
Office 2007
WINWORD.EXE /q /n
EXCEL.EXE /e
POWERPNT /s
Visio /nologo
Onenote /nologo
プレビュー版の有効期限は、2013年6月30日までです。
RTM版は現在MSDNとTechNetで提供されています。
一般用の製品は、2013年第1四半期に発売される予定です。