レジストリ ルートキーの関係 ページに保存版をまとめています。
間違って…
……
いた…
HKEY_CURRENT_USER はログインユーザーの設定
HKEY_LOCAL_MACHINE はコンピューターの既定の設定
というのは理解していたのですが、いままで使い分けができていなかったです。
HKLMも使っていた理由として
- Windows の場合、ほとんど個人ユーザーですので、どちらに設定しても大差がないと思っていました。
- HKLM なら値を 1 つ加えれば良い手軽なものでも、HKCU にはそこまでのキーを作成しなくてはならないものが多く、手順やレジストリの使用量が増えてしまう。
- ユーザーが元々どこまでカスタマイズしていたのか分からないので、元に戻す手順を書きにくい。
- 参考にした世界中のサイトさんが、そう書いているので大して疑問に思わなかった。(ただし改めて調べてみますと、「それは間違いである」と、ちゃんと指摘しているサイトさんもありました)
HKLM は既定の設定ですので、なるべくそのままにしておいたほうが良いです。
値のデータの変更は HKCU に同じ値を作成すればできますし、HKLM のキーや値を無効にするには、Attributes 値 ,LegacyDisable 値 ,ブランク データ ,Blocked キー などでたいてい可能で、アクセス権の変更も必要ありません。
HKEY_CLASSES_ROOT は関連付けの設定
HKLM と HKCU の Classesキー と同じだと理解していましたが、正しくは、
HKLM\SOFTWARE\Classes と HKCU\Software\Classes をマージされたものが表示され、同じ項目がある場合は HKCU が優先されます。
逆に HKCR を変更した場合は、HKLM\SOFTWARE\Classes に格納され、HKCU に該当するキーが存在する場合は HKCU\Software\Classes に格納されます。
ということで
HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes の編集だけで良かったです。
いましめを兼ねてページにまとめておきました。
それで、これまでの投稿をどうしようかと考えたのですが…
実際に効果があって間違っている訳ではないこと、そちらのが簡単で適している場合があること、「間違っていても知りませんよ~」と伏線が張ってあることw、だれも見ていないことを考慮してそのままにすることにしました。
あ、いつも来てくれる方、ありがとうございます!
まだ世に出ていないだろうカスタマイズを、たくさん用意してありますので、これからもちょくちょく見に来てやってください。