Google Search Console のほとんどの機能が新しいバージョンに移行されました。
やめろ!!
移行されました。
ぐぅぅわぁぁぁー!!
Fetch as Google がない
新しいバージョンは、URL 検査ツール を通さないとクロールをお願いできない。これがまた遅い。
レンダリング チェックのみあればいいけど、これも一旦 URL 検査ツール を通さないとライブテストできない。しかもモバイルのレンダリング結果しか表示されない。
ちなみに、Google、Bing、Yandex は公開版のインデックス促進機能を廃止しており、いずれもアカウントを取得して管理ツールにログインしないと使えません。
クロールの統計情報のデータ
クロールの統計情報がない。こんなにクロールされてる!アルゴリズムが変わったのかな?とか、ウハウハ想像して楽しむことができない。
構造化データレポートがない
これはいけません、いけませんよ。
あるのは構造化データでもリッチリザルトに対応したの項目のみ。構造化データ テストツールで一つ一つ確認はできるけど、これじゃない。
本当に認識しているのか気になるのと、なにかトラブルが発生していないか確認できない。
追記
2019年5月3日に構造化データのエラーが表示されるようになりました。
案の定、解析不能な構造化データのエラーが見つかりました。
JSON-LD の ,(カンマ)はよく忘れるので予想は付きました。だからこそ、エラーレポートが欲しかったのです。
また、画像下段は構造化データ自体は正しくても Google の構造化データ特有のエラーがでています。テストツールで事前に確認はできるものの、時々仕様の変更もあるため、このレポートは必須です。
リンクの否認
リンクの否認ツールがない。使ったことがないけど困る人もいるはず。
サイトマップ
サイトマップに画像に関するインデックス状況が表示されない。変化を追っていて重要な要因なので見られないのは困る。
なんかデータや挙動がおかしい
モバイル ユーザビリティではエラーが報告されていないのに、ライブテストでエラーになる。CSS を読み込んでいないのが直接の原因だけど、ほかのデバイスでは問題ないのに ライブテストだけ読み込めないのはおかしい。
内部リンクが増えたり減ったりする。
旧版ではなかった現象で、いつまで経ってもフルチャージされない。より正確にレポートするようになったらしいですが、減少する理由の説明が付かない。
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カバレッジの除外に不明なデータがある。
“重複しています。ユーザーにより、正規ページとして選択されていません”に 画像の SVG ファイルが挙がっている。もちろん重複していない。
“クロール済み - インデックス未登録” にも、なぜか SVGZ ファイルが掲載されている。
これまで同様に直して欲しいところ。
時刻の表示
Search Console に表示されている時間は PDT。(カリフォルニア州の現地時間)
日本時間 -16時間が表示されているはずですが、レポートの項目により違う時間が表示されているとしか思えないところがあり非常に怪しい。例えば、サイトマップ の最終読み込み日時は日本時間を採用しているように見える。
Google キャッシュは GMT が採用されており、日本時間 -9時間なので統一性がない。
これは、ローカル時間に合わせるだけなので難しい話ではないと思いますが、長い間放置されてる。
更新が遅い
更新に 3~7日かかる。主にアクシデントのチェックに使っているので是非改善して欲しい。
内部リンクなどの更新は非常に遅いが、本当に遅いのか、Google Search Console に反映されるのが遅いのか、区別できない。
参考リンク
旧バージョンの Search Console から新バージョンの Search Console に移行する - Search Console ヘルプ