Googlebot 乱舞。9月16日 から 17日、さらにそれ以降も、Googlebot のアクセスが半端ではない数に上っています。
平均が 367 で 5,235 ということは、14倍。
これまでも、だいたい 20 日スパンで大きなアクセスがあったものの、せいぜい 3倍程度。中には 2桁前半の来訪数もあるので、いかに途方もない数字なのかがわかります。
それで本題はなにか
このグラフを見せたかっただけです。
怒られそうなので、少しためになりそうな話。
構造化データを設定していると、本来の役割とは違った裏メリットがあります。
Search Console の 検索での見え方 の構造化データからデータタイプを選択すると最終検出日が表示されます。これにより Googlebot がどのページをクロールしたのか、かなり正確に把握できます。
すべてのページに BreadcrumbList (パンくずリスト)のマークアップをしておけば、クローラーの動きをほぼ認識できます。
ところで、該当日以降、いくつかおかしなことになっています。
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クロールの統計情報 で 16日のクロールの統計情報 は約3,000。検出された構造化データは 200 で異常に多いのですが、17日は 5000 ものクロールがあるのに、検出された構造化データは、たったの 1 です。
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内部リンク の一部の数値が減少していました。ページ自体が(表示上)消えることはままありますが、通常、内部リンクの数は何かしない限り減ることはありません。
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Google 検索結果の複数のキャッシュページが 404 (存在しない)になっていました。
これらは、モバイルファースト インデックスのクローラではないかと思っていた矢先に、Google、モバイルファーストインデックス移行の通知をさらに多くのサイトに一斉配信 | 海外SEO情報ブログ さん の記事が配信されたので、間違いないでしょう。
一連の動きは、たぶん Index を作り直しているのではないでしょうか。
ただ、まだ通知はきていません。
2018年9月25日追記
だいぶ落ち着きましたが、まだ多い状態です。
モバイル ファースト インデックスの有効化のお知らせ
2019年1月10日に通知されました。