2011年1月21日金曜日

移動可能なフォルダーが階層構造の場合の動作

下のフォルダーは場所タブから移動可能ですが階層構造になっています。

Quick Launch
Quick Launch\User Pinned
Quick Launch\User Pinned\ImplicitAppShortcuts

「中のファイルを移動」にした場合
Quick Launch を移動すると、User Pinned ,ImplicitAppShortcuts も移動されますが、レジストリに場所が登録されるのは、Quick Launch フォルダーのみになります。
下層のフォルダーは場所を指定しない限り親フォルダーに従います。

下層のフォルダーは、親フォルダーが移動すると自動的に書き換わります。

移動先の階層構造は元と同じにしてもいいし、しなくてもよく、自由に配置できます。 D:\

「中のファイルを移動」にしなかった場合
Quick Launch は移動しますが、残りのフォルダーはその場にとどまります。ややこしいので、よほどの理由がない限り「中のファイルを移動」を選択した方がいいと思います。

簡単なのは普通のフォルダーの操作のように、エクスプローラーから移動すれば場所を変更できます。
最近使った項目(History)等は、場所タブが表示されませんが、この方法で移動可能です。

アイコンが変わってしまったり、なんだか判らなくなってしまった場合は、とにかく標準に戻すボタンを押せば元に戻ります。

標準に戻す



ためしに、%USERPROFILE%\AppData\Local を移動してみました。

D:\Local
いくつか使用中で移動できませんでしたが、すべて上書きとスキップにして、エラーもなく全く普通に使えています。
ユーザーフォルダーとはいえ、システムの重要なファイルも含まれているので不可能だと思いましたが意外な結果でした。


つまり、少し前に苦労して サムネイルのキャッシュを移動しましたが、

この方法で簡単にできてしまいました。

いつもWindowsに試練を与え続けていますが()、さすがにこのまま常用はできないので、とりあえず移動が可能なのは判ったので、移動できなかったファイルを吟味するなどして、新規インストール時に、また試してみたいと思います。