ウェブなどで紹介されているレジストリのカスタマイズを実行しようとしても、レジストリエディタでは、該当キーにたどり着くのが大変です。
お気に入りのエディタを使っている場合でも、ブログに載せるのに汎用性を持たせ Regedit の画面を使いたいという人も多いと思います。
Regedit にはアドレスバーがない上にパスも渡せないので、どんな深い階層も上からたどっていく必要があり使いにくいです。
それをカバーしてしまおうという、フリーウェアを2つご紹介します。
Registry Jumper レジストリキーにジャンプできます。
RegEditX 3.0 Regedit.exe にアドレスバーを追加します。
Registry Jumper
オンラインソフト学習塾 さんが、とても詳しく扱っており、 あちらでは触れられていないことを中心に紹介したいと思います。
インストーラ版とアーカイブ版がダウンロードできますが、どちらも僅かですがレジストリを使用するので、アンインストーラが付いているインストーラ版がオススメです。
使い方は、キーを貼り付けて Jump ボタンを押すとレジストリエディタが開き、そのキーにジャンプします。
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node] のように、括弧が付いたパスも自動的に補正してくれます。
Windows7(x64) で確認しました。64 bit のキーにもジャンプできます。
インストール後は REGJUMP プロトコルを利用して、IE や FireFox などから下のようなリンクを開くことができます。
HKLM\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Run
アンインストールは、インストーラ版、アーカイブ版 共にURL Protocol の項目を残していくので、削除しておきたいです。
; Registry Jumper 2.0 Uninstaller
[-HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Classes\regjump]
RegEditX 3.0 (BETA)
Windows 付属の Registry Editor にアドレスバーを追加します。
XP 以降の x86 x64 どちらも対応しています。
インストール時に 32bit or 64bit の判別をしてパスを通すので、RegEditX.exe を実行するだけで起動します。
プロセスは regedit.exe のみ動作しています。
ショートカットを使用する場合は、32 bit 用と 64 bit 用があるのでそれを使用します。
RegEditX\x86\RegEditX.exe
RegEditX\x64\RegEditX.exe
もちろん、今まで通り Regedit も使用可能です。
綺麗にアンインストールしてくれるので、後は RegEditX フォルダを削除するだけで元の状態に戻ります。