ワードパッド (wordpad.exe) の最近使ったファイルの履歴を削除する方法とフォントなどを初期状態に戻す方法を紹介します。
Windows 10 のワードパッドには設定がなく通常の操作で履歴は削除できないため、レジストリから対処します。
-
レジストリ エディターを起動します。
ファイル名を指定して実行。 [WIN+R]
regedit
-
レジストリのキーを削除します。
HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Applets\Wordpad\Recent File List
Windows Registry Editor Version 5.00
[-HKEY_CURRENT_USER\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Applets\Wordpad\Recent File List]
個々の履歴を削除
履歴を個々に削除するには Recent File List キーの File* 値を削除します。
-
消したい履歴の値を選択。
-
削除します。
履歴は最大 File9 まで存在します。
ワードパッドを初期設定にリセットする方法
ワードパッドにはフォントなどを初期状態に戻す機能がありません。
ワードパッド初期化するには Wordpad キーを削除します。
HKCU\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Applets\Wordpad
wordpad.exe を実行するとレジストリは再作成されます。
HKCU は個人設定なのでたいていは削除しても問題ありません。
ワードパッドのレビュー
ほとんど使うことないワードパッドをさわってみた感想。
ワードパットでなく、正解はワードパッドです。
ワードパッドの起動方法
- スタートメニュー ⇒ Windows アクセサリ ⇒ ワードパッド
%ProgramFiles%\Windows NT\Accessories\wordpad.exe
- ファイル名を指定して実行 ⇒ wordpad
ワードパッドは文字の装飾と画像の追加が可能です。機能は Office Word と Windows 付属のメモ帳の中間よりずっと少ない。もう少し縦書きやら表の機能も欲しいところ。
Office は有料ですし、メモ帳の機能はいくら何でも少なすぎるので立ち位置としては良いですが、既定で起動するファイルタイプが少ないのが忘れ去られやすい原因でしょうか。
ワードパッドはアンインストールも可能ですが、残しておくと役には立ちそうです。
ワードパッドのアイコンは HTML アイコンに採用しています。
結構多くのファイルフォーマットに対応しているのもグッドポイント。.rtf (リッチテキスト)は比較的多く見られます。ダウンロードしたファイルが開けないときに思い出してあげてください。
ワードパッドのアンインストール
-
スタートメニュー ⇒ Windows アクセサリ ⇒ ワードパッド
右クリックからアンインストール
-
-
ファイル名を指定して実行 WIN + R
ms-settings:optionalfeatures
オプション機能が表示されます。
-
WordPad を選択すると表示されるアンインストールボタンより削除できます。
-