2021年12月1日水曜日

Windows Error Reporting を無効にする (基本編)

いらん。マイクロソフト純正マルウェア。人のパソコン勝手に使うな。

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Windows 10 ではコントロールパネルに設定がないためレジストリかグループポリシーで無効にします。

レジストリを使った方法とグループポリシーの違いも解説します。

レジストリを使った方法

  1. レジストリキーを作成。

    HKLM\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting

  2. Disabled (dword) 値を作成。

  3. 値のデータを 1 にします。

Windows Registry Editor Version 5.00

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies\Microsoft\Windows\Windows Error Reporting]
"Disabled"=dword:00000001

グループポリシーを使った方法

  1. ローカル グループ ポリシー エディターを起動。

    ファイル名を指定して実行gpedit.msc

  2. コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → Windows コンポーネント → Windows エラー報告 → Windows エラー報告を無効にする

  3. 有効 → OK で完了します。

    ポリシーを有効にするとエラー報告が無効になります。

次のポリシーでも同じ効果があります。

コンピューターの構成 → 管理用テンプレート → システム → インターネット通信の管理 → インターネット通信の設定 → Windows エラー報告をオフにする

レジストリとグループポリシーの違い

グループポリシーの設定はレジストリに記録され Windows はレジストリを見ます。

グループポリシーで設定するとレジストリに記憶されますが、レジストリを編集してもグループポリシーには反映されません。グループポリシーはグループポリシーで管理をしているためです。

レジストリを編集する方が余計なファイルが作成されることがなくスマートです。ただ、グループポリシーのが管理しやすいので、どちらが優れているということはありません。

グループポリシーの設定ファイルは以下に記憶されます。

C:\Windows\System32\GroupPolicy\Machine\comment.cmtx

C:\Windows\System32\GroupPolicy\Machine\Registry.pol

C:\Windows\System32\GroupPolicy\gpt.ini

履歴のレジストリ

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Group Policy\History

そのほかに細かいレジストリも記録されます。

💡 次回最終回 Windows Error Reporting を破壊します。