2011年1月16日日曜日

Windows 7で移動可能なフォルダー 1

マイドキュメントなどのフォルダーは保存先を変更できます。リダイレクトともいわれ、プロパティで場所タブが表示されるものが移動可能です。

Users


場所の設定は 2つのレジストリキー以下に保存されます。

Personal のキー
HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Folders
HKCU\Software\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders

Public のキー
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\Shell Folders
HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\User Shell Folders


Shell Folders キーには、!Do not use this registry key とレジストリにコメントが入れてありますが、「これからは、User Shell Folders キーを使ってください」ということのようです。

Windows 7 では、これらのキーに記載のあるフォルダー以外にも移動できるフォルダーがたくさんあります。それらを移動した場合は上記のキーに追加で登録されます。

たとえば、アドレス帳 の場所を変更すると

アドレス帳のターゲットフォルダー

キーに値が追加されます。

{56784854-C6CB-462B-8169-88E350ACB882}

このフォルダーを標準に戻しても値は削除されずに、デフォルト値へ戻ります。

{56784854-C6CB-462B-8169-88E350ACB882}

本題ですが、Windows 7 では、どのフォルダーが移動可能なのか、検索してみても分からなかったので、独自に調べてみました。


移動可能なフォルダーは以下のキーのサブキーに登録してあります。

HKLM\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Explorer\FolderDescriptions

サブキーにはすべて、Category 値があり、意味は以下のように分類されています。

Category 値のデータ

サブキーにはすべて、Name 値 があり、shell:name値のデータで、そのフォルダーを開くことができます。

例えば、shell:Personal コマンドを実行すると

shell:Personal

マイ ドキュメント が開きます。

マイドキュメント

ここからを作成しました。