Registry Workshop
レジストリエディタです。Windows には標準でレジストリエディタが付属していますが、アドレスバーがありませんし、とても使いづらいです。それでも、めったに使わないから問題ないという人がほとんどではないでしょうか?
自分は結構使うので、良いものがないかと色々使ってきました。
それで現在たどり着いたのがこの Registry Workshopです。
なにが素晴らしいかというと…
きわめて普通なところです。
上の理由からなのか実はレジストリエディタ単体は意外に数が少なくて、レジストリクリーナーのが多いくらいです。
Windows標準のものを、もう少し使いやすくして、アドレスバーとお気に入りが付いていて、それ自体があまりレジストリをあまり使わなければ満足なのですが、気に入ったものが見つからず、結局、海外製のこのソフトになってしまいました。
日本語版がありませんのでユーザーインターフェイスは英語になりますが、レジストリの操作はそんなに複雑な事をするわけではないので難しくありません。
日本語(マルチバイト文字)の検索も可能です。あとは、お気に入り、スナップショット、レジストリの最適化機能が付いて64ビットOSにも対応しています。
何より動作が軽いのが魅力です。
現在の最新版のバージョンは 3.0.1です。2.xのころは、64ビットに対応していませんでしたし、時々、落ちたりしましたが、今は大丈夫です。
レジストリの最適化機能は、あるメジャーなソフトに付属していたものを使ったらWindowsがクラッシュして懲りた経験があり、もっぱら NTREGOPT 専門で、これに付属のものは使った事がありません。
インストール時にレジストリをあまり汚しません。
お気に入りとレジスト情報は、インストールしたフォルダに、ファイルとして書き込まれます。
プログラムの情報
HKEY_CURRENT_USER\Software\Registry Workshop 以下
.regファイルの関連付 (設定から消せます)
HKEY_CLASSES_ROOT\regfile\shell\Edit with Registry Workshop 以下
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Registry Workshop 以下
32ビットですとHKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\Uninstall\Registry Workshop 以下
くらいです。
便利な機能に /g というコマンドラインオプションがあります。他のソフトなどからRegistry Workshopに このオプションをつけてレジストリのパスを渡すことができます。
たとえばEmEditorの場合だと外部ツールの設定から
コマンド RegWorkshop.exe へのフルパス
引数 /g "$(CurText)"
とすると、選択した文字のレジストリキーを Registry Workshop で開くことができます。
このように、特別にすごい機能が存在するわけではないのですが、あれもだめ、これもだめとやっていたら Registry Workshop になってしまいました。
今では手放せないソフトなんですけどね。