別のプロセスでフォルダーウィンドウを開くオプションは意味がないよ。
フォルダー オプション → 別のプロセスでフォルダー ウィンドウを開く
プロセスを変えてフォルダーウィンドウを開くメリットとデメリット
エクスプローラーがクラッシュしたり作業に時間が掛かるときに、巻き添えにあわないよう機能し続けることができるメリットがあります。
メモリー使用量やプロセスが少し増えるのがデメリット。
最近の PC ならデメリットはないに等しいので、チェックしておいてもいいでしょう。特に悩むような設定ではないです。
オプション以外で別プロセスでフォルダーを開く方法
フォルダー オプションだと確定的ですが、即座に別のプロセスでフォルダーウィンドウを開く方法も用意されています。
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フォルダーを SHIFT を押しながら右クリック → 新しいプロセスで開く
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フォルダーのファイルタブ → 新しいウィンドウを開く → 新しいプロセスで新しいウィンドウを開く
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コマンド
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ファイル名を指定して実行 → explorer /separate
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タスク マネージャー → ファイル → 新しいタスクの実行 → explorer /separate
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フォルダーウィンドウを開く方法における誤解と正しい知識
エクスプローラーの起動方法の違いにより、プロセスの使い方は 3 種類に区別できます。
- 通常のプロセス
- 新しいプロセス
- explorer /separate
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通常のプロセスでフォルダーを開く
開く
さらに開く
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新しいプロセスでフォルダーを開く
新しいプロセスで開く
さらに新しいプロセスで開く
フォルダー オプションの設定はここに分類されます。
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explorer /separate コマンドでフォルダーを開く
コマンドで開く
さらにコマンドで 2 つ開く
/separate で開くたびにプロセスが追加されます。
エクスプローラーのプロセスを開いた順番に関わらず、3 種類のグループ分けは有効です。
タスクバーのすべてのウィンドウを閉じるはすべてのプロセスを終了します。
新しいプロセスで開くは最初こそ期待通りに動作しますが、2 回目以降は新しいプロセスで開くのグループに追加されていきます。
エクスプローラーは同じディレクトリーに対して新しいウィンドウを作りませんが、別プロセスでは作られます。
通常のエクスプローラーのプロセスにはデスクトップやタスクバーも含まれます。
通常のプロセス以外はタスク マネージャーで再起動を選択してもプロセスが終了するのみです。
なぜ別のプロセスでフォルダーウィンドウを開くオプションは不要なのか?
フォルダー オプションの設定は新しいプロセスで開くグループに限定させるだけです。
デスクトップやタスクバーを巻き込まないメリットがあり、不要は誇張が過ぎますが、エクスプローラー停止時に他も巻き込むことに変わりはなく、あまり効果的ではありません。
explorer /separate のみグループ化されない真の別のプロセスで開くです。
なぜ、Windows は /separate の完全な別プロセスにしなかったのか?おそらく、メモリが今ほど多くなかった時代からのなごりではないでしょうか。メモリの容量は急速に増加しました
現在の標準的な端末のスペックなら、たとえ別プロセスでフォルダーを 100 個開いたところで全く問題ありません。
次回は、シェルメニューへ真の別のプロセスで開くを追加して利便性を向上させます。