Gmail には、送信操作から実際の送信までインターバルが設けられています。
遅延は 5、10、20、30秒から選べますが、なしにはできません。
少し非合法な方法です。ネタとしてお楽しみください。
Gmail の送信取り消し機能を無効にする方法
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Gmail にログインして設定画面を開きます。
⚙ 設定 → 全般
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ブラウザの開発ツールを開きます。
[F12] キー。
IE、Chrome、Firefox 共通です。
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ツール左上の矢印をクリック。取り消せる時間 の 時間表示の部分を選択します。
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<select id=":ej"> を展開。
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<option value="5">5</option> を <option value="0">0</option> へ書き換えます。
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取り消せる時間 0秒と表示されます。
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設定画面一番下の 変更を保存 します。
変更を保存すると 表示は 5秒に戻りますが、システムに 0秒が設定されています。
メールを送信 ボタンをクリックすると間髪入れず送信されます。
0秒の設定は再ログインしても継続されます。元に戻すには設定画面から再度、変更を保存します。
Gmail の送信取り消し時間を 30 秒超にする
送信取り消しを 60 秒 に設定。
変更を保存 するとエラーになります。
さらに調べると、他の設定を変更すればエラーにならないのを発見。
実際に送信してみると 5秒 に戻っているのがわかります。40秒など、他の値に設定しても 5秒です。
Gmail の送信取り消し時間は、30秒以下の整数はいずれの値でも設定できるが、30秒を超える値は設定できない。
Gmail の送信取り消し機能のしくみ
Email のしくみ上、一度送信したメールを取り消すことはできません。
そのため、Gmail の送信取り消しは、実際に送信するまでただ待っているだけです。
誤送信は送信した瞬間に気が付くことが多いための防止策です。
Gmail - うんちくを垂れたくなる Gmail のお話 にて Gmail の裏技を紹介しています。