設定方法は基本的に IntelliPoint や Setpoint と同じです。
通知領域の XMBC アイコンから Setup で設定画面を表示します。
左ペインに制御したいアプリケーションを追加、選択して、右ペインで機能の割り付けをします。
アプリケーションを追加
左下のADDボタンをクリックします。
追加する方法は3種類あります。
1. 現在動作中のアプリケーションから選択。
XMBC は実行ファイル名ごとに設定するので、同じファイル名は表示されません。
2. 直接 exeファイルを選択。
IntelliPoint や Setpoint と同じです。
3. Windows の部品ごとに細かく指定します。
これだけ少し性質が違うので、次回に書きたいと思います。
例として、真ん中ボタンに「フォルダーを上へ」を割り当ててみます。
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1 のエリアから explorer.exe を選択して追加。
「スタート」のところは好きな名前です。
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左ペインで、explorer.exe を選択。
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右ペインの Middle Button (真ん中ボタン)に機能を割り当てます。「上へ」がないので、Simulated Keys (キー操作を割り当てる)を選択。
他の機能と同列に扱われていて分かりにくいのですが、一番下の辺りです。
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「上へ」のキーボード ショートカットは、Alt + ↑ ですので、{ALT}{UP} と入力して O.K。
Apply (適用) をクリックで設定完了です。
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フォルダーで真ん中ボタンを押すと上の階層へ移動します。
ショートカット キーの種類は、スタートメニューの「ヘルプとサポート」などに載っています。
{} タグの種類は Simulated Keystroke の下段に表示されています。
他のマウスボタンやウェイトも割り当て可能なので、マクロと同等に使うこともできます。
キー シーケンスについて
{ALT}{F4} が 閉じる
{CTRL}a が 全て選択
になり、同時押しですが
{SHIFT}aaa は Aaa
{SHIFT}aa{SHIFT}a は AaA
{CTRL}a{DEL} は 全て選択してから削除
と順番に実行されます。
この辺はあまり深く考える必要はないですが、思い通りに動作しなかった場合に考慮してみると良いかもしれません。{WAIT}を使って、順序を明確にすることもできます。
一通り設定が完成すれば、通知領域のアイコンは、右クリックメニューの Hide Icon で非表示にできます。
- X-Mouse Button Control の簡単な使い方